一つの職場には優秀な人間がいると同時に、あまり仕事ができない人間もいます。しかし組織というのは大体どこもこのような感じで、色々な人間が入り混じっているものです。

優秀な人間は毎日胸を張って気持ち良く仕事をしていますが、そうでない人間はなかなか胸を張れないものです。仕事で結果を残せなくても、いつか見返すという反骨心を有している場合は問題ありませんが、反骨心が消えて劣等感に満ちている場合は早急に考え方を変えないといけません。

劣等感に包まれたまま卑屈な態度で仕事をしていると周囲からの信頼が失われ、その結果更にナーバスになるという悪循環に陥ってしまいます。一度信頼を失うと取り戻すのが大変で、頑張ろうとしても空回りすることが多いので最悪退職という結末を迎えるかもしれません。

そうならない為には、仕事ができないと感じても絶対に卑屈にならないことです。「どうせ自分は駄目な人間だ」と勝手にナーバスになることで、脳もポジティブな感情を生み出せなくなります。もし仕事で失敗したりスムーズにできなくても、この悔しい経験をバネにするという心構えが大切です。

人間誰しも、最初から完璧に動くことはできません。人それぞれ得意・不得意があるのは当然なので、学びながら成長するしかありません。現在活躍している同僚も、並大抵ではない努力の末に今があるのです。追いつく為には自分自身も努力をしなければいけませんし、努力を怠れば実力の差は開いていくばかりです。優秀な人材になるには、常に成長しようとするポジティブな姿勢が大切なのです。